2020-03-05 第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
三十年このお仕事をしておられるそうですが、この時期にカキむきの作業がとまるというのは初めてだというふうに言われていました。お手伝いに来ていただく、ある程度御高齢の方々の給料も払えなくて大変申しわけない、種つなぎのところ、そちらに今回っていただいているそうですけれども、いつまでもカキも海に置いておけるようなものではないと。そしてその中でやはり、生鮮食品のこのカキ業者の方は落ち込んでいる。
三十年このお仕事をしておられるそうですが、この時期にカキむきの作業がとまるというのは初めてだというふうに言われていました。お手伝いに来ていただく、ある程度御高齢の方々の給料も払えなくて大変申しわけない、種つなぎのところ、そちらに今回っていただいているそうですけれども、いつまでもカキも海に置いておけるようなものではないと。そしてその中でやはり、生鮮食品のこのカキ業者の方は落ち込んでいる。
そして、私、二回フライングを起こしたと言うけど、一つのこの解禁日破りというのは、通常、カキ、むきが始まって新しいカキが出るのは大体九月三十日から十月一日、夏に産卵を終わって、カキの身が回復してむいてもいいというふうになるんだけど、ところが、スーパーとの商談では、我々も経験していますけど、一か月あるいは一か月半前にもう販売計画を立てるんですよ、量販店は。
また、住民の多くが桃浦地区を離れたということで、カキむきの人材もなかなか確保できないというようなことで、桃浦地区の漁民のみでは、必要な養殖施設などの整備、人材の確保を行うことは困難な状況にあったということが書かれております。
例えば、去年、カキが大きくなりました、カキむき場に持っていきたいんだ。ところが、船を着けるところもない。何とかかんとか人の場所を借りて、交代交代で、二十そうある船が一そうずつしか着けるところがないので交代で揚げる。むくのになかなか時間が間に合わない。それで、カキの殻まんま、安いのをわかっていても殻まんまで出す。これはノリも同じ。いろいろな魚種が全部そういう状況なんですよ。
ですから、もう少し周りの漁民の理解を得られるように、ただ漁業権、漁業権というものにこだわった論理の構成じゃなく、今現在なりわいとして、その桃浦の十四人も民間と一緒にカキむきをやっているんですから、私は今、逆に、これ以上のものが何なのか、そこを聞きたいというふうな思いでおります。